ねぇ、私のこと好き──?

でこぼこマーチ side*花梨

(花梨 小6 × 湊斗 小6)




「つうかさ、何なのお前。冬休み初日から上がり込むとか」

そう言って、テーブルの向かいに座る湊斗が、不機嫌そうに顔を歪ませた。



「宿題を一緒にやろうかと思って」

「……1人でやれよ」

「それに、おばさんがお昼ご飯一緒に食べましょうって声をかけてくれたの。湊斗も喜ぶって……」

「別に喜ばねーし!!」

「その方が早起きして(昼前に起きて)くれて助かるんだって!!」

何度も欠伸をして機嫌が悪いのは、湊斗が寝起きだからだと思う。

もう12時になるんだけどね。


湊斗は休みになると夜遅くまで出掛けて、昼過ぎまで寝ているらしい。
"朝と夜が逆転の生活になっちゃうのよ"って、おばさんが心配そうに話していた。





「ふーん。花梨はさ」

湊斗がシャーペンをくるくると回しながら、あたしにと視線を向ける。


「ん、何?」






「毎日会いたい位、俺のこと好きなんだ?」

そう言って、湊斗が真顔で下から覗き込んできた。

0
  • しおりをはさむ
  • 10
  • 480
/ 30ページ
このページを編集する