女若頭への愛の償いⅠ

夏休み /監禁?

ん…ここどこ?

私は起き上がって、周りを見た。
すると、襖が開いた。

『起きたか?』

『はっ?
アリス?』

『よぉ
久しぶりだな。』

アリス…
私が10歳の時に拐った奴。
そして私の初めての奴。
組の人間。

『久しぶりって、生きてたんだ。
四年前以来だな。』

『生きてたんだって、失礼だな。ククッ』

『だってあの後消息不明だったしね?
てか、何で私はここに居る?』

『お前が死のうとしてたから?』

『助けるなよ。
死のうとしてたんだから』

『お前が死のうとするなんてな?』

『てか、帰る。』

『それはダメだ。
これからお前を監禁する。』

『はっ?
テメェ殺されてぇの?』

『相変わらず女らしくないな?
銃もなしで殺せるのか?』

『そんなもん素手で充分だろ?』

私はベットから起き上がって部屋から
出ようとした。

『待て。』

『彪か。』

彪…
一言で言うと冷酷非道かな?

『なんの用?
彪も生きてたんだ。』

『お前が興味ありそうな事だ。』

アリスより彪の方が使える。
彪も私を拐った1人。

『興味ない。
それより殺されたくなかったら帰せ。』

声を低くして、殺気を出す。

『話を聞いてからにしろ。
殺気立つな。』

イライラする。

『殺されたくなかったら帰せって
言ってんだよ。聞こえねぇのか?』

『命の恩人にそれはないんじゃないのか?』

『誰が助けろなんて言ったアリス?』

私は部屋を出ようとした。

『月華蝶とルナ』

私はピタッと足を止めた。

『月華蝶ってツルギが総長やってる?』

月華蝶
結構強い族。

『あぁ。
それが今姫が二人居る。』

『姫は1人のはずだろ?』

『あぁ。
ここからは、話を聞け。』

『聞いても私の興味がわかなかったら
帰る。』

『あぁ。』

私はソファーに座って話聞くことにした。

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