女若頭への愛の償いⅠ

部屋を飛び出しあの部屋に駆け込んだ。

このイライラを解消するために。

バンっと開けた襖がその勢いで壁に跳ね返り閉まるくらい力を入れて開けた。

力を入れたわけじゃない。

無意識のうちに入ってしまった。


『うるせぇなー。何だよ!!』

向かった先は三斬衆の部屋。

つまり紫輝、昴遊、朶由が集まってる所。

ここに来た私を迷惑そうに言う紫輝。

『ムカつくんだよ!!あの糞女!!』

中に入るなりただ単に大声を発した私。

『どの女に言ってんだよ…』

何かの書類を書いていた手を止め紫輝は
私を見た。

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