女若頭への愛の償いⅠ

第5章 /総長引退

『お父さん達また家でね!!』

私はそれだけ言って、車に乗って漆黒に行った。
鉄にすぐ戻ってくると言って待っててもらう。

『虎さん。』

『卒業おめでとう。』

虎さんは笑って祝福してくれた。

『ありがとうございます。
……それでこれを真昼達に渡して欲しいんです。
今日来ると思うから。』

虎さんに漆黒の皆宛の手紙を渡した。

『虎さん、今日までありがとうございました。
これからも私は居なくなるけど漆黒の皆を
お願いします。』

私はそう言って頭を下げた。

『何かあったのか?』

虎さんは驚いたように心配するように言ってきた。

『このままだと漆黒が無くなるかもしれないから…
……あいつらの事お願いします。』

『分かった。』

『あと、あいつらが私を探そうとしたら
止めてください。
今までありがとうございました。それじゃあ…』

虎さんは何も言わなかった。

私は枝垂桜を出て車に乗ってお母さんと龍夜に
会いに行って本家に帰った。

本家に帰ると広間は豪華に飾られていて
皆から卒業祝いを貰ってその夜は大宴会だった。

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