女若頭への愛の償いⅠ

第6章 /炎嵐の姫

はぁ、学校行きたくないなぁ。
と、思いながらももう理事長室に居る私。

だってクラスには行きたくないし。
そのまま特進Sクラスなんだけどさ。

『はぁ』

『さっきから溜め息ばっかうるせぇよ。』

道弥が文句言ってくる。
溜め息はどうしようもない。

『煙草吸っていい?』

『屋上でな。』

第一生徒にOKするってどうよ…

『行ってくる。』

『おう。』

私は一緒に来てるノワールとブランを道弥に預け、煙草をブレザーに入れて理事長室を出た。
高校も造りはあんま変わんない。
いや、かわってるかも…

階段を上って屋上の扉を開ける。
フェンスの所の段差に座って煙草を吸う。

『ふーーー』

あーぁ、なんだかなぁ。

ガチャ

屋上の扉が開いた。
誰?

『…斗亜』

なんでまた会わなきゃいけないの?は心の中で

『龍架、おはよう
何でここに居るんだ?』

『煙草吸いに来た。』

私は吸ってた煙草を見せながら言った。

『君ーダメだよー
ここに来ちゃーここは炎嵐の幹部と総長しか
入っちゃいけないんだよー』

茶髪の男が言う。

『そ。ごめんなさい。』

私は立ち上がって屋上を出ようとした。
が、後ろから斗亜に腕を掴まれた。

『龍架ならいい。ここに居ろ。』

俺様口調、龍夜みたい。

『遠慮する。』

『ダメだ、ここに居ろ。』

そう言って、斗亜は私を引っ張って段差に座った。

『ちょちょ、何でいいの!?
遊びの女でもダメって言うのに!?』

茶髪の男がまた言ってきた。

『龍架を姫にする。』

『『『『『『はっ!?』』』』』』

『私はそんな物になる気なんてない!!』

私は斗亜に怒鳴った。

0
  • しおりをはさむ
  • 44
  • 50
/ 530ページ
このページを編集する