女若頭への愛の償いⅠ

『りゅ…りゅう、か、りゅうか、龍架』

『ん、ふわぁ
ルカ?』

『あぁ。
慶(けい)が弁当買ってきたから食え』

私は起き上がると皆を見た。

ハルに慶に拓哉(たくや)に修也(しゅうや)
が居た。拓哉と修也は白龍の幹部。
慶はルカの会社の社員。

『久しぶり皆。』

拓哉『お前寝すぎ』

ハル『おはよう』

修也『久しぶりだな』

慶『ほら食え』

慶がお弁当を選べと指差した。

『お腹空いてない』

『食え』

ルカが分厚いファイルに目を通しながら言ってきた。

『自分は食べてないくせによく言うよ…』

私はポツリと呟いて、適当にとった。
皆もお弁当をとって食べ始めた。

『今何時?』

『夜10時。』

拓哉が食べながら答えた。
うそ…
スマホを見ると10時過ぎ。

『寝すぎた…』

それからは私は半分残して無理矢理ルカに
食べさせた。
人には言うくせに自分がしないのはおかしいって
言って食べさせた。

拓哉に『そんな事出来るのお前だけだぞ』
って言われた。

だって本当の事だもん

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