女若頭への愛の償いⅠ

第8章 /私のすること

エレベーターに乗ってビルを出た。

私はどこへ行くでもなく歩き出した。
でも、不思議と向かっているのは本家。

何時間歩いただろう、本家の門の前に私は居る。

門を開けて中に入った。
引き戸を開けると紫輝に会った。

『おい‼てめぇこの三日間何してやがった‼』

紫輝が私に怒鳴る。

『黙れ。三斬衆と隼人を書斎に集めろ』

私は殺気を出して紫輝に命令した。

そのまま私は自室に行って、着替えた。

コンコン

『龍架、帰ってきたのか。
話がある。座れ』

入ってきたのはお父さんでソファーに座らせられた。

『檀勢様が中国のマフィアと手を組んだそうだ』

『そう。』

『龍架、お前何かあったか?』

お父さんが心配そうに私を見る。

『何もないよ。前の私に戻っただけ。
私には感情なんていらない』

『龍架っ‼』

私はお父さんを無視して部屋を出た。
そのまま書斎にいく。

書斎の襖を開けると全員揃っていた。
私は後ろ手で襖をしめた。

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