女若頭への愛の償いⅠ

第9章 /真っ白な

…ここはどこだろ?
あぁ、思い出した梶ケ谷の部屋を出たんだ。

それで…車に乗り込む途中に気絶させられて
連れて、いや違う戻っただけか。

壁に背をつけて床に座っている私、
手足を動かそうとすると

……チャリ

重たい鎖が手足の自由を奪う。

頭の上で吊るされた手、
両足は二個の重たい鉄の塊が右と左の足輪に
くっついてる…

辺りを見渡すと

白い壁
白い扉
白い部屋

全てが白のこの空間。
私の服も膝たけの袖のない……白いワンピース。

『戻ってきた』

今何時だろう?

時計もないか
まぁ当たり前だな、これは私を精神的に追い詰め
精神を壊すためにお義爺様が仕組んだ部屋

三年前も戸々に私は居た。

バタン

『起きたか、
ワシの用意した部屋は懐かしいか?』

監視されてるのか。

『早く戻ってこい。doll…ワシの可愛いdoll。
お前は監視されている。

…………腕利きの医者を用意したんだが、
もう入れても良さそうだ。』


バタン

入ってきたのは白衣ではなく白いジャージを城多男たち……

三人か。

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