女若頭への愛の償いⅡ

第12章 /春休み

翔夜達が春休みに入って、4日が経った。

『ママ、この格好可愛い?』

瑠架が私の前に来て、くるりと回った。

『可愛いけど、スカートは黒がいいと思うよ。』

『わかった!ここに居てね‼』

そう言って瑠架は部屋に戻っていった。

『クスクスッ』

最近瑠架はおしゃれに気をつかってるらしい。
ここ数日は着替えるたびに可愛い?と聞いてくる。

『まだ六歳のにね。』

『ママー、どう?』

瑠架が走って私の前に来た。

『可愛いわよ。』

そう言って瑠架の頭を撫でた。
瑠架はふふ、と笑う。

『翔夜達は?』

『翔夜にぃなら、道場で特訓してた。秀夜にぃは部屋で勉強で龍希にぃと龍斗にぃはゲームしてたよ。』

『そう。』

瑠架は私の隣に座って足をぶらぶらさせる。

『今度お買い物行こっか。』

『ホント!?やったー‼お兄ちゃん達にも行ってくる‼』

瑠架は嬉しそうにして、リビングを出ていった。
最近買い物とかしてなかったしなぁ…
たまには、いいかな。

『母さんー‼買い物行くってホント!?』

廊下からバタバタと走る音がして、翔夜達が来た。

『本当よ。いつ行きたい?』

『今日がいい‼』『俺も!』

『クスッじゃあ、支度してくるから待ってて』

私は自室に戻って、面倒くさかったので龍夜の紺のYシャツを腰辺りでベルトで締めて、白のボトムスを履いてバッグを持ってリビングに戻った。

『行こっか。』

『『『うん‼』』』

皆で車に乗って繁華街に来た。

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