彼がネクタイを緩めたら1st㊤【完】

疑惑


翌日から、私は気持ち悪いくらい元気一杯働いた。



なんなんだろう。


とにかく世界がキラキラして見えるの。



お客様の笑顔がスッと胸に入ってくるし


出来る限りお客様のご希望に添えるサービスを提供したいって、素直に思えるんだ。


なんかスゴイ。



これが『恋の力』ってヤツ?


ほんと、何でもできるような気がするから怖い。





「なんか今、宝くじ買ったら当たりそうな気がしてきました」

「なにー、急に」



隣に立っている華子先輩が、私を見てフッと笑った。

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