彼がネクタイを緩めたら1st㊤【完】

らぶあまDAYS、始まる



「六車八重さん。俺と社内恋愛、してみませんか?」



はにかむような笑顔で、那智さんは私をジッと見つめる。


嘘。

夢みたい。


本当に……?


信じていいの?


なんだかすぐに現実だって信じられなくて、足元がふわふわしてきた。



ふわふわ……



「ひゃっ!?」

「――ヤエ!」



驚きすぎて腰が抜けた。


その場にへたり込んだ私を見て、那智さんが慌てたようにひざまずく。

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