俺様とネコ女Ⅱ

【第5章】俺様男の独占欲

*コウside*

7月19日、金曜日。

仕事帰り、会社近くの居酒屋にて。


「とりあえず乾杯だな、乾杯。」

「いいだろ、そういうの。」

今日は直哉と飲んでいる。
結婚を決めて以来、
何度も話はしているが、

こうやって会うのは初めてだ。

「なんでだよ。
お前がまさかの結婚だよ?

絶対俺のほうが先だと思ってた。」

「・・・そうだな。」

仕方なく、
生中のジョッキを直哉と合わせる。

直哉が、
実は・・・と言って、
遠慮がちに話し始める。

「俺、
遠恋になるんだと思ってた。
それか、きっぱり別れるか。」

「へー。」

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