朱龍Ⅱ【完】

§一騒動§ /招かざる客人

―――聖龍溜まり場








中に入れば見張りの奴、俺達とは違う学校の面子がいて、いつも通りみんな揃って挨拶する。




それでも來斗は相変わらずの無言、咲月は生気を失ったまま部屋に入っていってしまった。


…全く…いい加減にしろよ。





面子の奴ら大好きな睦月と侑は即刻面子と遊び始める。






「大輝さん。文化祭終わったんスか?」


その中の一人の面子…裕也が不思議そうに聞いてくる。




文化祭、ねぇ。



終わった…のか?


いや、終わってないのか…?






「うん。まぁまぁだね。何か変わったことなかった?」



俺は侑に追いかけ回されている可哀相な面子達を見ながら聞く。






「あの…大輝さん。それ、返事になってないッスよ。あ、特に問題はないッス」

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