BABY BLUE ㊤【完】




「部活もやってないし、補習でもないだろ?想子じゃあるまいし」



「だって、わたし……」



まだ、想子と普通に口きけないし、ききたくもない。



「同じ家に住んでるんだから、そういうのやめろよ。お互い、もたなくなる」



「…………」



自分のことより、わたしと想子のことを気にしてる、大ちゃん。



「大ちゃんは、いいの?」



当然すぎるけど、わたしにだって、わかる。



大ちゃんの受けたダメージが、わたしの比じゃないことくらい。



「想子の気持ちは、俺が決めることじゃない」



「だけど」



それにしても、あのやり方は……!



「それに、ちゃんと話しに来たから。想子」



「え……?」



反論しようとした言葉を、引っ込める。

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