BABY BLUE ㊤【完】

18







「問題ないって」



サンドイッチをおいしそうに頬張りながら、里沙は言うけど。



「ごめん。本当に」



考えてみたら、里沙にとっても、ずっと好きだった人なのに。



里沙にも、あそこまでは言う必要はなかった。



「だから、気にしてないって、わたしは。ごちそうさま」



軽く手を合わせて、サンドイッチの入っていた容器のフタを閉める、里沙。



「…………」



当然ながら。



今、わたしは……と、里沙は言った。

0
  • しおりをはさむ
  • 1401
  • 6602
/ 354ページ
このページを編集する