BABY BLUE ㊤【完】

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「じゃ、うちのクラスは、相原で決まりってことで」



「……はい?」



気がつくと、わたしに向けられていた、教室中の大きな拍手。



「な、何?」



「早速、集まりがあるらしいよ。今日の放課後、A組で」



学級委員の男子に、ひらりと机の上に置かれたのは。



「第1回学園祭委員会の、お知らせ?」



どうして、わたしが……!



「相原のおかげで、決まってよかった。はい、解散」



「えっ?ちょ……」



「ばかだねえ、夢子」



みんながバラけると、同情半分、ひやかし半分な表情で、里沙が近寄ってきた。

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