BABY BLUE Ⅲ【完】

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「ん……」



カーテンから差し込む、柔らかい朝の日差し。



携帯の目覚まし音で、目を覚ます。



「起きて、貴くん」



いつまでも、貴くんの寝顔を見ていたいけど。



「午後から、必修の授業と練習があるんでしょ?8時にはバスに乗らないと、間に合わないよ」



今のうちに、わたしも服を着てしまおう……と、床の下着に手をのばしたとき。



「きゃ……!」



不意に、横から、腕をつかまれる。

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