BABY BLUE Ⅲ【完】




「一ノ瀬……何なの?あんたは。男のくせして、天然ねらい?だいたい、高校のときから、おかしかったでしょ?」



「いや、ごめん!俺の言うことなんか、気にせずに」



「…………」



目立たないキッチンの棚に飾った、アレンジメントにそっと目をやった。



あれから、変な思い込みは捨てて、頑張ってみたかいはあって。



作品としては、まだまだだけど。



自分らしく表現するということが、少しずつだけど、わかりかけてきたの。



……でもね、やっぱり。



貴くんがいなきゃ、意味がないよ。











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