BABY BLUE Ⅲ【完】

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「夢子、こっち」



「貴くん」



モノレールの演奏も、全て終わって。



出ていく人で、ざわざわとしている会場の外で、貴くんに腕を引っ張られた。



「えっと……お疲れ様」



「うん」



関係者用のドアを、入ってすぐの廊下。



「あ、ユメ子だ」



「は、はい……お疲れ様でした。すごく、よかったです」



たまたま、通りがかった響さんに、緊張しながら頭を下げた。

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