世界はほんの少しの闇と溢れるばかりの愛で満ちている【完】

chapter three /XIII GALAXY









「ん……」



カーテン越しのまぶしい日の光で、目を覚ました。



そっと、視線を横に移す。



まだ、俺に寄り添ったまま、瞳子は眠っていた。



「瞳子」



「…………」



何度か呼んでみても、起きる気配がない。



昨日と同じ、平和な寝顔。



「……可愛いな」



思わず、一人つぶやいたあと。



そうだ、朝食を作っておこう。



瞳子のよろこぶ顔を想像して、先にベッドから出ると、服を選んだ。

0
  • しおりをはさむ
  • 621
  • 6731
/ 841ページ
このページを編集する