ZERO-黒き羽を身に纏う死神-【完】

13.偽善者

そして、初夏。

外に出るときに俺たち5人はおカネを持ってきた。

そのため、必要なものは買っていた。

金髪は、腕時計や化粧品を購入し、
サイドポニーは衣類を、
髪の短い子は、なぜかカップラーメンを。

「今日も二手に分かれてアキちゃん捜そ!」

金髪の意見に、みんな賛成だった。もちろん俺も。

「莉紗たちは、駅の方捜すね!スカイと死神様は駅からあっち側お願いね♪集合はここで、何時にしようか。」

金髪が悩んでいると、

「夜の7:00ここ集合にしようよ♪あんま遅いと暗くなっちゃうからさ。」

スカイはそう言った。

「オッケ!じゃあ、7:00ここ集合ってことで!んじゃ捜すよ♪」

金髪はそう言い、女子2人を連れて駅の方へと歩き出した。

「さてと、僕らも捜そうか。」

スカイの言葉に俺は頷く。

朝の空は、すごくキレイで太陽が眩しい。

駅方面は、人混み。

「いないねぇ。」

スカイは辺りを見渡しながらそう呟く。

「あっ!死神様、お団子買っていい?もちろん死神様の分も買うよ♪」

和菓子屋さんの前を通ったとき、スカイは目を輝かせながら俺に聞いた。

「いいよ。スカイは和菓子が好きだもんね。」

「うん!」

スカイは和菓子屋さんに入り、お団子を買ってきた。
俺は、店の外でスカイを待っていた。

「はいっ死神様♪」

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