君だけのデビル【完】






言いたいことがたくさん頭の中で飛び交う。




飛び交って飛び交って、正直頭ん中は文字だらけ。


文字は喉でつっかえてなんにも出てきやしない。





「ぎ、」






けれど人間、いざって時には、







「ぎゃあああああああああああ!!」




こんな叫び声が出ちゃう生き物らしい。すごいよね。


多分人生で、初めて出した最大級に大きな声だ。



そしてついでに出たグーパンチは、智里の頬にクリティカルヒットした。そのまま息絶えてしまえ。




とか思いつつ。





あたしはこの時、心に誓った。





早急に智里をこの部屋から追い出さなければと。




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