君だけのデビル【完】

天使の表面 /悪魔様、お怒りの模様です。









「どうすんだ」





「知りませんよ。んなことあたしに言われても」





「………」





「ちょ、無言で蹴らないでよ!」






ベットに腰掛けるヤツは、組んでいた長い足をあたしへと伸ばして、軽く蹴りを入れてくる。なんなのコイツ。






「お前なんかに、見張りを頼まなければ…」




「なっ!勝手にあんたが決めたんじゃん!てか、もう少し警戒心のある着替え方すれば良かったじゃないすかっ!」





「だって、女の着替え方なんて知らないし、何よりナナのこと信じてたから安心して着替えてたんだ」





「っう゛!」







それを言われてしまえば、何も言い返せない。


うう、と反省の色を見せれば、智里は息を吐いて「どうすんだよ…」と頭を押さえた。


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