君だけのデビル【完】

天使の表面 /魅惑の転校生、○○○につき!







ザワザワと。



ざわめく教室に、あたしはふぁーあ、っと大きく欠伸をする。



そんなあたしに向かって、隣の席の岡崎(おかざき)が頬杖をつきながら声をかけてきた。



今日もその派手な髪が、岡崎のチャラさを引き立てている。

あたしにはそんな派手なの絶対無理。




「おぉ、デケェあくび。黒崎、また寝てねーの?」



「ん。昨日の夜ちょっと色々あってさ」




机に突っ伏しながら言うあたしに、岡崎はニヤニヤと笑う。


そしていつものように、チャラけた感じで一言。




「どーせゲームだろ?ラスボス倒せなかった系だろ?」



「……ゲームじゃないけど、悪魔を倒せなかった」




「アクマ?」




「そう。めっちゃ、手強いんだよ。ラスボスなんか比じゃないくらい」



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