君だけのデビル2





端っから、わかっていた。


アイツは、嘘で塗り固められたような悪魔だった。




「っ、ぅっ…、」




唇を噛み締めて、嗚咽を出さないように我慢すればするほど、涙は止まらなかった。



高校生になって、初めてこんなに泣いた。


泣いて、泣いて、



さすがに認めた。


あたしは、


「っ、ちっ、さと…、」


アイツがいなくなってしまったことが、こんなにも寂しいのだ。











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