君だけのデビル2

彼等の内情 /彼らと悪魔の関係につき。











フウが戻ってきた。








「チカくーん!こっちに目線ちょうだーい!」


「ルイくーんこっちこっち!」


「いいね、じゃあもう一枚!」


周りがカメラのフラッシュだらけで、正直眩しいし熱いし立ち疲れたし、重心を片足に変えて、見栄えが悪くてもいいから適当に立ちたい。



足痛い足痛い足痛い。

顔も引き攣る。

マジでピクピクしてるもん。



こんなことならいっそ、俺もルイみたいな無表情キャラを徹底すればよかった。


まあ、もうそんなの今更なんだけど。

俺は出来るだけ、笑顔を保ち、カメラのフラッシュに耐えた。


ああ、もう攣る。つるつるつるつるつる、



「はいっ、オッケーでーす」


よっしゃ、終わった!

出来るだけ表情を隠すように手のひらを顔に当て、俺はそのまま地面に顔を向けた。

はぁ、痛かった………、

肩で大きく息を吐くと、




「気を抜くんじゃないよ、チカ」


「っ(いってえ!)」


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