愛したのは、漆黒を纏う絶対君主。傲岸不遜な皇帝に、孤独の少女は囚われた。
"全部捨てて、お前だけ寄越せ"
絶対君主的寵愛第2幕スタート!

世界は 歪で 醜くて

人間は 冷たく 汚くて


でもどこかに

優しさと 美しさが在った


闇が暗ければ暗いほど


光は眩しく美しく見えた



硝子を隔てた向こう側の画(え)は

いつも綺麗で 暖かく


私の理想だったから


私は私を殺したの・・・


歪んだのは 私自身


絶対君主 第2幕

      ~物語の読み手~