Invincible~虎に翼~【完】

4 きっかけと確信 /4





到着した遊園地、車を降りると大虎はそこから見える遊園地の奥へと視線を向けた。


そして心羽に断りを入れると煙草を取りだして深く息を吐きだす。


その視線は遊園地の観覧車を見上げていて、心羽はそんな大虎を車を挟んだ少し後ろからみて目を細めた。


絵になるって、ああいう人の事を言うのかも。


漂う煙さえ、そのカッコよさに計算されているのではないかと思う。


そして細身の後ろ姿にふと違和感を覚え、それから苦笑が漏れた。


遊園地に、三つ揃えはちょっと合わないかも?


あまりのカッコよさに気付かなかったが、この場所に来て見て漸く気がついた。


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