Invincible~虎に翼~【完】

8 狭間の存在 /5





カタカタとキーボードを叩く音が部屋の中に響く。


外に出ていたライトが荷物を置きながらその音を出している男をじっと見つめた。



「ブッシー、いつも以上じゃない?」


「アレ、結構ヤバいだろ」


「頭の回路、ショートしないよね?」


「……なりかねねーよな」


「…………」



じっと見つめて会話するのはライトと銀。大虎はその会話に軽く肩を揺らして笑った。



「労いに心羽にコーヒーでも淹れて貰うか?」


「あぁ、それいいね!っていうか俺も飲みたい」


「……俺まだ飲んだことねーし」


「……えっ!?マジかよ、銀ちゃん!」



騒がしくなってきた周りにも気付かない程、ブシはキーボードをたたき続けた。


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