Invincible~虎に翼~【完】

大虎が自宅のドアを開けると、ぼーっとソファに座る心羽が見えた。


傍まで行き傍らに腰掛ける。そしてその頭をそっと撫でた。



「大虎さん、」


「うん?」


「私、暇すぎて、頭の回路ショートしそう」



ついさっき聞いた言葉に大虎は思い切り噴き出した。



「……大虎さん?」


「はははっ、……くくっ、いや、すまない」



謝りつつそれでも笑う大虎を見上げて首をかしげる。


大虎は笑いを納めると、見上げる心羽にキスをした。



「っ!」


「くくっ、暇な心羽に仕事をやるか」


「うん!お願いっ」


「……じゃあ、」


「なぁに?」


「俺のキスの相手」


「…………へ?」


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