Invincible~虎に翼~【完】

11 虎色のdesire /2





心羽が大虎と一緒に住みだして数カ月が経った。


完全に慣れた心羽に大虎も安心しているのだが。



「……銀ちゃん、私が淹れるのより美味しいかも、」


「えっ!まじで!?」


「ね、ブッシーもそう思うでしょ?」


「そうだな……俺はまだ心羽さんのが美味いと思うが」


「ね、先生は?」


「あぁ?」


「先生、どう思う?」


「俺はいつだってお嬢のが美味いぞ」


「あ、またお嬢って言うー。その呼び方、ヤダ」


「はははっ、悪ぃな。だが呼び捨てれば大虎がうるせぇだろ」



一体いつからだ?


大虎は和気あいあいとお茶をするその姿を見つめながら内心首をかしげた。



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