Invincible~虎に翼~【完】

3 ゆっくり流れる /2





「でさー、トラちゃんってばあの日一日中笑ってたからね!?」



カフェ『ciel』のカウンターに頬杖をついたライトは恨めしそうに大虎を見た。


見られた方は何食わぬ顔をしてコーヒーをすすっている。


心羽は申し訳なさそうに眉を下げるとライトへぺこりとお辞儀した。



「ライトさん、ごめんなさい」



ちらちら見てたから勘違いしたのだろう。勝手に外国人だと思いこんだ発言に反省した。


「いや、いいのいいの。初めて外国人と間違われたけど悪い気しなかったから!っていうか、トラちゃんが失礼なだけ。あそこまで笑うとか、ひどいやつー」


「くくっ、その言葉、痛くも痒くもねぇ」


「あーそーでしょうね!」


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