哀れなリンゴ【完】

誤解が解ける時





とっても心地が良い…


私が大好きな香り…


誰かが、優しく頭を撫でてくれる…




ーーー……

私の視界が、少しずつ広くなっていく…



「ん…」



ここはどこだろう。
……車の中?






「起きたか?」



声の方に目をやれば、心臓がギュッとなる。



「椎名さん…」



シートを倒して、私を寝かせてくれていたみたいだ。
体を起こして今の状況を把握してみる。


そうだ…沙里と飲んでて、窪田さんが迎えに来てくれたと思ったら椎名さんも居て……


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