心配しないで

私はいつもどおりの莉愛に安心する


起きた時


泣いたらどうしよう
笑わなかったらどうしよう


そんな心配はいらなかったみたい



なんたって私の自慢の娘だもんね



一緒に二人でキャハキャハ笑っていると



一人静かに
こっちを見ている人がいた



「なーんだ。
大翔くんも寄せて欲しいんだって、莉愛ちゃん。」




そう言うと莉愛は
ひょいっと私の腕から抜け出し


私の隣に座っている大翔の首に手を回し



ぎゅーっと抱きしめる




「ごめんしゃい。なかまはじゅれにちて。」




ぷっ



2歳児に謝られて困ってる
大翔もなかなか面白いわねぇ


写真撮ろうかしら





パシャっと




撮ると



「もーまま!ちーじゅちてないのに。」



「あら、ごめん。もう一回撮るから今度はピースしてね?」



なぜか莉愛は写真も映る時は
ピースしていないとダメみたい
じゃないと、もういっかい!とせがまれるのよね


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