僕らアメフト同好会~ちびマネ×女嫌いエースの恋~【完】

☆第4クォーター☆ /第8話 恐怖の朝part3



「ん……」

 まどろみの中、枕とは違うなんだかごつごつした感触に気付き、目を閉じたまま手を滑らせる。


 これ、なんだろう? すべすべしていて温かい。あれれ、今動いた?

 うっすらと目を開け、ぼんやりと考え込む。

 なんで目の前に人肌があるんだろう?

 あ、そっかそっか、夢の続きね。やだなぁ、こんな生々しい夢を見るなんて、私のエッチ。

 くすりと笑い、もう一度寝なおそうと目を閉じた時だった。

「起きたか? 平川」

 少し掠れた司先輩の声が耳元で聞こえ、かっと目を見開く。

 もしかして、ゆ、夢じゃない? 
 
 びしりと硬直したまま、大急ぎで周りの状況を確認する。

 そこにあったのは、上半身裸の司先輩と、その腕の中にいる素っ裸の自分……。

 どっ、どうしてぇぇ―――!!!

 血の気が一気に引きすぎて、強い眩暈と吐き気がした。

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