僕らアメフト同好会~ちびマネ×女嫌いエースの恋~【完】

☆第4クォーター☆ /エピローグ


「10、9、8……!!」

 秋季リーグの最終戦、残り10秒になって、ベンチの選手たちが揃ってカウントダウンを始める。

 清田主将たちとの、最後の試合。

 S大BLACK CATSは怪我がすっかり完治した司先輩の活躍もあって、大差での勝利を目前にしていた。



「3! 2! 1! ……ゼロ!!」


 わぁーっという歓声と共に、みんなが笑顔で腕を突き上げる。


「胴上げしようぜ! 清田主将!!」

 部員たちに引き寄せられ、少し照れた顔の主将が中央に送られた。


「「「せーのっ!!」」」

 主将の巨体が、いかにも重そうに宙を舞う。

 さすがのアメフト部員でも清田主将を持ち上げるのはやっぱり大変なんだな、なんて思って、笑ってしまった。


 泰吉先輩、翼先輩、4年生の先輩たちと続いた後、なぜか清田主将が私を見つけてニヤリと笑う。


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