僕らアメフト同好会~ちびマネ×女嫌いエースの恋~【完】

☆第1クォーター☆ /第8話 幹部の思惑


 またしばらくお菓子を食べながら楽しく話をしていると、バックに入れてあった私の携帯から着信音が流れだした


「――あれ? 泰吉先輩からだ」

「副将のぴょん吉先輩? なんで香奈に電話してくんだ?」 

「えっ、ぴょん吉先輩って呼ばれてるの? ――はい、もしもし?」

 おそるおそる通話ボタンを押し呼びかける。その途端、いつもの嗄れ声で怒鳴られた。

『遅い! さっさと出ろ!』

「あっ、はい! すみません!」

『お前、今どこにいる』

「え、小太郎の部屋ですけど……」

 3人の視線を一身に受けながら、何となく嫌な予感に見舞われる。

『小太郎? あぁ、木下か。あいつの家はたしか3丁目あたりだったな?』

「えっと、はい」

「なら……7分てとこだな。正門前のコンビニでアイス5人分買って来い。目的地は清田の家。制限時間8分」

「えぇ? 無理ですよ! 絶対間に合わないです!」



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