僕らアメフト同好会~ちびマネ×女嫌いエースの恋~【完】

☆第1クォーター☆ /第2話 これってスカウト?


 どうやら私に声を掛けてきた人は、S大アメフト同好会の第4代目主将、清田隆盛さんという方らしい。

 身長は185センチくらい。とにかくでかくてゴツイ。

 顔はなかなか整っていて、キリリとした男らしい顔だ。


 そしてなぜか私は今、アメフト同好会の特設ブースに座らされ、その清田主将と1対1で面談中。

 他の部員たちは全員総出で勧誘活動にあたっている。


「平川 香奈、法学部1年ね。趣味、走ること……走るってなんだ? マラソンか?」

 『とりあえず書け』と無理やり記入させられた用紙を手に、清田主将が一人で話を進めていく。

「いえ、短距離です。陸上をやっていたので」

「ほう。レギュラーか?」

「えっと、一応」

「ふん。今は大学の近くに一人暮らし、と」

「はい」


 どうする気ですか、主将? まさか本気で私にアメフトをしろと?

 そんな不安でいっぱいの私に、清田主将がニヤリと笑った。


「よし、香奈。お前は今日からここBLACK CATSのマネージャー候補だ」

「えっ、マネージャーですか!?」


 部員よりは遥かに現実的だけど……私がマネージャー?

 この私が?


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