神様への質問【完】

神様への質問 /6 二人暮らし

 コテージに荷物を運び終えると、シンの借りているレンタカーに乗ってショッピングセンターへと出かける事になった。


 これからのご飯の材料や、必要な物を買い揃える為に。



 駐車場に車を停め、何だかワクワクする気持ちのままシンと並んで入り口へと向かう。


 通りかかった雑貨店で、ふと可愛いティーポットに目を奪われた。



「ねぇ、シン、朝はいつも何を飲むの?」


「コーヒーも紅茶も飲むよ」


「本当? じゃあこれ買って来る! あ、マグカップも!」


 シンに美味しい紅茶を入れてあげたい。せっかくノワールで練習したんだもの。




 ずらりと並べられたマグカップを、一つ一つ手に取っては戻していく。



 動物の柄なんて、シンのイメージじゃないよね。


 モノトーンの一色だけのやつっていうのも何だかちょっとつまらないし……。


 そもそも、男の人って、どんなのが好きなんだろう?



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