神様への質問【完】

神様への質問 /8 定期連絡


家に帰り少し遅めの夕食を食べたあと、二人でソファーに座ってくつろいでいた。




「明日は何がしたい?」



シンがコーヒーの入ったマグカップを手に、振り返る。



「うーん、なにがいいかなぁ。……あ、ごめん。私の携帯が鳴ってるね」



聞きなれたメロディに慌てて立ち上がる。



「きっとご家族からの定期連絡だな」


シンがクスッと笑った。




多分シンの予想通り。


こっちに来て以来、一日も欠かすことなく家からの安全確認の電話が入る。


よっぽど心配をかけてしまっているらしい。



「もしもし?」


『もしもし、沙良? 生きてる?』


電話口からは、相変わらず威勢のいいお姉ちゃんの声。


今日の電話当番はお姉ちゃんなんだね。


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