神様への質問【完】

神様への質問 /14 腕の中で


 夕方までゆっくりと散歩した後、コテージに戻りシンと二人で仲良く夕食の準備をした。


 二人で向かいあって食事できるのも、これが最後。


 シンと私に残された大切な時間が、刻々と減っていく。


 その時の流れに為すすべもなく身を任せながら、私は一つの決意を固めていた。





「もうこんな時間だな。昨夜は寝不足だったみたいだし、そろそろ寝るか」


 シンが時計を見て立ち上がる。


 洗面所へと向かうシンの後を追いかけ、並んで歯磨きを済ませた。



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