69problems

004.69problems /004.わからない



明朝と呼ばれる時間。
それは夜中と呼ばれる時間よりも暗く、そして明るい。


「あーあ、ほんとにヤッちゃったの?血は繋がってなくても妹なのに〜?」


明かりもつけていない室内へ、おちゃらけた声音だけが響いてくる。


ソファにもたれかけ、一服しながら白煙を燻らせていた九十九は一応は自分のパートナーを横目に睨んでいた。


大概の人間はこの眼差しであからさまに怯んだり、強がったり、はたまた己の権力を振りかざして己の身を守ろうとするというのに…。


「俺にも煙草ちょーだい?」


この三津という男はどれとも違う。


九十九に畏怖するどころか、いつも通り。


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