69problems

002.69problems /002.怖い男



九十九くんの冷酷非道な、本当に本職の人なのだと改めて実感させられた姿を一度だけ見たことがある。


あれはあたしが中学の頃だった。


お母さんの再婚相手が挨拶に訪れてから一年か二年経った頃だった気がする。


あたしは受験生で、あんな挨拶を経てから全く生活に変化のない日常を送っていた。


義理の父はたまに母に会いにきているようで、度々家にはお菓子やらなんやらとお土産がある。


あたしにとのことだったが、甘いものなんて好まないので嫌がらせかと最初は思ったが口にはせず。


それらは賞味期限が切れるまで置いてあり、切れたら捨てる繰り返しだった。


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