縁切り屋

006.縁切り屋 /006.どっちもどっち



「ほんと、言わんこっちゃないねえ〜。なあんでアカリちゃんにはみんな甘いんだか。」


不意に聞こえた声音を耳にしたと同時。


あたしの身体の上には気を失ったアカリさんが倒れこんできていた。


理解が追いつくより早くあたしの視界の中に入ってきたのはミカさんだ。


何がどうなったの?


あたしはアカリさんのぶっ飛んだ感性と理屈で今にも襲われかけていた。


それだけはわかる。


自分の危機感のなさに嘆いたところで手遅れの友達ごっこに巻き込まれそうになっていたのだ。


けれどそれはアカリさんの実力行使が行われる手前で止められた。


そう思っていいのだろうか?


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