縁切り屋

003.縁切り屋 /003.赤い糸



あたしの日課は朝起きて朝食を作り、美味しい紅茶を淹れることから始まる。


実家は田舎町で、新幹線や電車を乗り継ぎ2時間のところにあるのでよくある専門学生の一人暮らしをしているのだ。


将来の夢は子供の頃から料理上手な母と過ごしてきたものだから、パティシエになることを疑わずに今の道に進んでいる。


大学ではなく専門学校を選んだのは、大学のように自分で講義を選び、予定を組むのではなく、


きっちりと朝から夕方まで授業が学校側で組まれ、実戦に近い実習をさせてもらえ、外部講師として今も活躍しているプロが雇われているから。


それに大学に通うよりも短い年数で資格取得の権利ももらえ、専門学校に通いながら取れる資格も豊富だから。


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