失恋、半分。

six!

✳︎✳︎



ゴボゴボゴボゴボ・・・・


ジャー・・・・




洗面所から水音が聞こえてきて、俺はようやくホッとした。


まったく世話のやけるとしか言いようがない。



間に合ったんだか、間に合ってねぇんだか。



とにかく、ここなら何かあってもどうにかなるだろ。




ローテーブルに置いてあったタバコの箱を手に取って、一本口にくわえた。


カチリと火をつけて思いっ切り吸い込むと、やっと落ち着いた気がした。



スーッと白い息を吐き出して、ソファにもたれかかる。



そういえば、俺は今まで酔っぱらった女を介抱したことがなかった。



男なら腐るほどあったけど。




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