失恋、半分。

three!

✳︎✳︎



あたしだけが意識してる日々が続いてた。



あれから一週間。


高野はあいかわらずあたしのことを、なんにも気にしてない。



フツー。


めっちゃフツー。



「藤田、この資料取引先に送っといて」



あたしに仕事を振る声色までフツー。



「了解」



悔しいから、あたしもフツーにしてやった。




いや、やっぱり違う。




なんとなく、前よりも態度が冷たいことが増えた気がする。



当たりが強い、っていうか。



たまにだけど、すごい怖い眼で見てくるときがある。



なんでかわかんないけど、口調もきつかったりする。




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