彼氏から異常に愛されています

いっそこのまま、

【大翔Side】


「優香、風呂沸いた…って」


さっき散々に優香の身体を貪ったベッドへ近寄ると、そこには涙を流しながら深い眠りについている優香の姿。

思わず零れる暗い笑み。


「後1年か」

優香が大学卒業するまで、正確には1年と半年。

せめて大学だけは出たいというので渋々許可したが、後1年以上となると長く感じる。

卒業した後は、漸く優香をこの家から出れないように出来る。
チラッと寝室にあるクローゼットを見て、優香の頬へ手を伸ばす。

今だに涙が零れていることに舌打ちをして、涙を親指で拭った。


「優香ー、楽しみだね? 早く経たないかな」



クローゼットの中の優香も知らない箱の中には、優香をこの家に縛り付けておくための鎖や足枷やらある。
盗聴器は常に部屋に設置してあるけれど、本当なら監視カメラの数をもっと増やしたいんだよな。


ほとんど大学の行き、帰りと一緒に優香といるから、つけていないけれどその中には盗聴器も何個か入れている。


出来ることならいっそこのまま、鎖で繋げてしまえればいいのに。


白い肌にいくつも付けた痕は、俺の執着具合をありのまま示しているようで笑った。


「ん……」

「優香」


ふと、優香が目を覚まし寝ぼけ眼で俺を見つめる。

あまりの可愛さに、唇を塞いでしまう。




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