甘いカラダ 【完】

lesson.4 /小悪魔の涙


部屋に戻って軽くシャワーを浴び直していると、朝食の時間が来た。


如月に連れられてみんなが集まるダイニングへ行く。


土曜日の朝でも、ここはちゃんとしてるんだな。


一人で暮らしていた時は、土日なんて学校休みだし、いつも昼まで寝てたもんなー。


少し窮屈に思いつつも、こうやってみんなで食事をするのは久しぶりで。


ちょっと嬉しかったりする。


ダイニングに着くなり、アタシの顔を見てお義兄さんは驚いていた。


「星羅ちゃん、それ!?」


「あー……。昨日、ちょっとやんちゃしちゃって。すんません」


「崇さん、星羅はいつもなのよ。これからは気をつけさせるわ」


姉貴の猫撫で声にイラッとしながら席に着く。


でも、驚いたことに、お義兄さんは今まで見たこともないような怖い顔を如月に向けていた。


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