甘いカラダ 【完】



「制服姿もかわいいけど、そういう服を着ている星羅ちゃんも新鮮でいいね」


「そうすか?あはは……」


そんなこと言ってくれるのはお義兄さんくらいだよ。


照れ隠しに、胸まである巻き髪をやたらといじってしまう。


「星羅は崇(たかし)さんには素直なのね」



出た。 

性悪姉貴!

しかもバッチリ見られたらしい。


最悪~。


最高にキモいフリフリのエプロンをつけてキッチンから登場した姉貴。


そのエプロン似合ってねぇし、甲斐甲斐しく料理なんて運んじゃってるけど、それメイドに作らせたんだろ?


ほんと面の皮が厚い嫌なやつ。



「司と怜央はまだかい?あいつらはいつもマイペースで困るなぁ。
すまないね、今日は星羅ちゃんの歓迎会なのに」


「いえ。歓迎会なんてスミマセン」


お義兄さんにすすめられて椅子に座ったと同時に、バン!と入口のドアが開いた。



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